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私たちは日々の膨大な生産記録を分析し、新色開発や耐久性能向上に生かすなど、皆様のご要望にお応えする技術の研究開発をしております。

新たな色の開発

新たな色の開発

Sn(スズ)、Co(コバルト)、Ni(ニッケル)Au(金)、Pd(パラジウム)などの材料を合成し、合金メッキによる新色の開発をしております。

  • Sn+Cu(スズ+銅)

  • Sn+Co(スズ+コバルト)

  • Sn-Ni(スズ+ニッケル)

  • Au-Pd(金+パラジウム)

  • Pd-Ni(パラジウム+ニッケル)

合金比率の調整に加え電流波長を最適化するなど、安定化する条件を地道に割り出し、新たな色調が生み出されます。金属アレルギーへの対策となるニッケルフリーメッキでありながら、色調をご要望に近づけていく技術もその一つです。

難素材のメッキ開発

マグネシウム素材へのメッキも開発中です。

一般にメッキが難しいとされる素材へのメッキ技術を追求しています。

すでに実用化レベルのものもあります。

お気軽にお問い合わせください。

Mg (マグネシウム)

Ti (チタン)

Mo (モリブデン)

W (タングステン)

難素材のメッキ開発
複合表面処理

複合表面処理

表面に調色、艶の調整などをした塗料を使用することで、メッキだけでは表現できない仕上がりを作り出すことができます。また、比較的やわらかい金属のメッキに対しては、保護の機能も果たし、耐摩耗性などの向上にも繋がります。そして、メッキされた素材に協力工場でイオンプレーティング(IP)を施し、メッキでは発色の難しい色相と表面硬度を確保することも可能です。メッキ+αによって生み出される新たな色彩表現は、私たちの得意とする分野です。

ステンレス電解発色

従来のクロム酸(六価クロム)を使用するステンレス電解発色技術とは全く異なった、環境にやさしい当社オリジナルのクロムフリー電解発色技術です。
ステンレスがもともと持っている酸化皮膜(2〜5nm程度)を特殊技術にて成長させ、もっとも難しいとされている黒発色を可能にしました。

さらに成長させた酸化皮膜は耐食性において優れています。


【様々な特性】

 

1、密着性が良くスマットも出ない黒い酸化皮膜
2、下地処理(光沢処理、無光沢処理等)後の黒発色も可
3、クロムフリー
4、電化発色(黒)と他の皮膜比較(参考)  ※図1

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図1 皮膜比較

テンレス電解発色
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